私は、これらの絵のよき語り手ではないだろう
石黒 光
aaploit(アプライト)では、2025年10月3日(金)から10月19日(日)の日程で石黒光個展「私は、これらの絵のよき語り手ではないだろう」を開催します。
精神が物質に託されるとき それはただの形象ではなく 暗号として息づきはじめる 絵はそのひとつの現れである
私たちの時代は 理解の速さを是とし 問いを解決の名のもとに閉じ込めてしまう しかし私の制作は その檻に収まることを頑なに拒む
むしろ 沈黙 微細な震え 遅延 裂け目の隙間から立ち上がる 非同期な関係を通して 答えを急ぐ思考から距離をとる
私は、これらの絵のよき語り手ではないだろう
石黒 光, 果敢な共犯, 2025, 綿布、アートグルー、墨、水干絵具, 375 × 315 mm, ©2025 石黒 光, Courtesy of the Artist and aaploit
石黒 光の個展、作品に関してのお問合せは info@aaploit.com までメールにてお願いいたします。
私は、これらの絵のよき語り手ではないだろう
- 会期
- 2025年10月3日 – 10月19日
- 開廊時間
- 会期中の金、土、日 13:00 – 18:00 ※会期中の他の日程の観覧をご希望の場合にはご予約ください。
- 会場
- aaploit, Tokyo
Artist
石黒 光
2002年生
特定のジャンルや技法への帰属よりも、絵画そのものに向き合う態度を基点に制作を行っている。蝶や蛾、貝殻といった有機的モチーフは、儚さの担い手として機能し、宙に浮かぶ顔貌は、経験された時間から切り離された時間性を画面上に導入する。喪失の経験に基づくその制作は、「喪の作業」としても読解可能であり、感情を再編成し、共有可能な知覚の場へと開いていく。東北芸術工科大学美術科日本画コース卒業(2024年)、同大学大学院芸術文化専攻絵画研究領域在籍(2026年修了予定)。主な展覧会に、個展「私は、これらの絵のよき語り手ではないだろう」(aaploit、東京、2025年)など。第9回石本正日本画大賞展特別賞(2024年)ほか受賞。2002年生まれ。