石本陽 個展 「ことばの音」

石本陽の個展「ことばの音」を開催します

2022年8月19日 – 2022年9月4日
金: 14:00 – 19:00, 土: 13:00 – 19:00, 日: 13:00 – 17:00
※期間中の他の日程(曜日)につきましてはリクエストにより営業致します。

東京都文京区の現代美術ギャラリーaaploitでは、2022年8月19日から9月4日まで石本陽の個展「ことばの音」を開催します。本展は石本の佐賀大学大学院を修了後の初の展覧会となります。また、名古屋のPHOTO GALLERY FLOW NAGOYAとの共同企画です。

石本は音とことばと視覚との関係性を探求する作品を制作してきました。ことばの起こりとは何か、人が話をするときのことばが音として響く様子は意味との不可分性を持っています。その意味を脱構築した時に、ことばはどのような音として響くのでしょうか。それを聞いたときに何を感じるのでしょうか。音はもはや環境ノイズのようでもあり、あるいは風を想起させます。世界各地に伝わる風の神の神話は、そうしたことばの起こりを暗喩しているようにも見えます。

本展開催にあたっての作家ステートメントです。

 普段何気なく感じている思いを”ことば ”にすることで、⾃分が思っていたことを⾃覚することができ、それが⾃分の考え、⾏動を⽅向付けることがあります。他⼈に⾔わなくても、⾃分⾃⾝で“ことば”にして書き表すだけでも、⼗分にその効果はありますが、”ことば ”を⾃分以外の誰かに対して発すると、その“ことば”は、聴くという⾏為を通して、⾃分ひとりの世界ではなく社会の中に存在し、それはもう⾔わなかったこと・聴いてないことにならない、という意味でも実在するようになります。
 ⾳の中に無限の意味を求めるだけでなく、”ことば ”には、むしろ無限の意味を求めるために、⾃分のいのちや⽣を投⼊するひろがりであり場であろうとする⼒が働くのではないでしょうか。 
 今回の個展「ことばの⾳」では、⾳の中でも、⽇本の“ことば”を題材に、⾳と空間との関係性についての探求を⽬的としています。 
 今回の個展は佐賀⼤学で展⽰した<ことばの⾳>をセノグラフィーとして提⽰するものです。
 インスタレーションを写真として記録し、提⽰するとき、それは展覧会のアーカイブとして機能するのか、あるいは写真という媒体を通した別の作品となるのか、前述した“ことば”の交換の⾏為と連環し、積み重なっていく様⼦を観賞してください。


共同企画の展覧会情報

PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA

2022年8月6日(土) ~ 8月14日(日)
8月6日は搬入後に展示となりますのでご注意ください。