加藤めぐみ
PAINTING
PUBLIC IMAGE
2026
メディウム大理石にフレスコ
サイズ275 × 235 × 20 mm (10 ⅞ × 9 ¼ × ¾ inches)
「PUBLIC IMAGE」では、1日警察署長としてPRに起用されたアイドルをモチーフとしている。アイドルの華やかなイメージと警察という公共的な制度が結びつくことで、その時代に共有される「理想の人物像」や公共のイメージが形成されていく。 本作では、数年後には忘れられているかもしれない一時的なイメージを、長い時間を残すフレスコの技法によって石板に定着させた。1000年後にも姿を留める可能性を持つフレスコによって、現在のキャラクターを、まるで未来に発掘された遺物の断片のように提示している。 壁画が持つ記録性を利用し、現在一時的に消費されているイメージを、未来の「歴史」へと変換する。そこから生まれる新たな物語の可能性を通して、イメージの消費と保存、記憶と忘却、そして「公共性」がどのようにつくられていくのかを問いかけている。