aaploit所属の道又蒼彩による個展 『relief』 が札幌芸術の森美術館にて開催されます(2025年11月15日〜12月21日、B展示室)。「リフレクションズ―いつかの光」展との同時開催です。北海道ゆかりの新進作家を育成・支援する目的で株式会社メルコグループの協賛により実現した展覧会です。

美術館による紹介文を引用します。

北海道を拠点に活動する美術家・道又蒼彩(2000年生まれ)は、社会と関わる中で感じる葛藤や日常生活で抱く違和感を、複数の人物を階段に配した寓話的な画風で表現してきました。本展では「安堵(relief)」をテーマに、コミュニティに属する安心感やそこにとどまり続けることへの不安に目を向けて描かれた木版画を、新作を含めてご紹介します。

挨拶文で言及されている「カフカの階段」シリーズは、道又が学生時代から取り組んできた代表的なモチーフです。階段を上り下りし、ときにしゃがみ、振り返る人々の姿を通じて、就職や社会参加にまつわる複雑な心情が寓話的に描かれています。本展では、このシリーズの延長線上にある「安堵」という主題のもと、集団に属することの安心と不安の両義性に焦点が当てられました。