free hand
石丸 圭汰
東京都文京区の現代アートギャラリー aaploit では、2023年1月20日(金)から2月5日(日)まで石丸圭汰の個展「free hand」を開催します。本展は2022年7月に名古屋のPHOTO GALLERY FLOW NAGOYAで開催した同名の展覧会の巡回展です。
石丸は佐賀市を拠点として活動しております。2022年に佐賀大学大学院を修了した後は、市内のアーティストと共同でアートスペースであるツー・バウンスを企画運営しています。ツー・バウンスは、学生を含む若手アーティストの発表の場として、交流・協奏する場としての役割を担っています。自身も積極的に展示を実践しており、アーティストとしての視点、運営者としての視点の両面から作家活動を実践しております。
本展では、名古屋展から追加制作した作品を提示します。
《散策する点》は、映像作品とともに提示されます。シャーレの中の形、映像との関連性が示されておりますが、曖昧な関係性に鑑賞者は戸惑うことでしょう。映像には日常が映し出されておりますが、点が浮遊しています。映像の中に浮遊する点は不穏な雰囲気を持ちますが、その形が現れると、不思議な共鳴・共感を得ます。知らない町を歩いている時に、懐かしい痕跡を見つけたとき、このような感情が沸き起こるのではないでしょうか。
《touch #4》は複数のフレームと映像作品から構成されます。何もない空白のフレームのように見えますが、ただフレームには個別に、ただ一色が置かれており、それが並びます。映像で表象されているのは静物。絵画の伝統的なモチーフですが、そこに絵筆が現れます。モチーフの前に置かれたアクリル板に絵の具を載せているのです。載せられた絵の具が先ほどのフレームに痕跡として表れています。絵画の構築とその痕跡を見せる本作品は、否が応でも時間を意識します。
この機会に石丸圭汰の個展を是非、御高覧ください。
名古屋展 会場:PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA 会期:2022年7月23日- 7月31日
free hand
- 会期
- 2023年1月20日 – 2月5日
- オープン
- 会期中の金、土、日 13:00 – 18:00 ※会期中の他の日程の観覧をご希望の場合にはご予約ください。
- 会場
- aaploit, Tokyo