植松美月は東京藝術大学 美術研究科 彫刻専攻 博士後期課程を修了しました。植松は彫刻を学び、鉄や紙を用いた彫刻作品を制作します。
東京藝術大学の博士審査展で提示した《咲きひらいて》は、2メートルの幅で、長さは7メートルを超える大型の彫刻であり、その姿は植物のようです。紙にインクを染めて、染めた紙にハサミを入れる。途方もない時間が投入される制作過程は、植物が水を吸い上げ、芽が出て、茎を伸ばし、葉を広げていく過程を想起させます。
植松の作品は、光、時間、呼吸を、素材を切り裂くことで表現します。
WORKS / INSTALLATION VIEWS
EXHIBITIONS
経歴
植松美月 / MIZUKI UEMATSU
兵庫県出身、東京都拠点。
- 2018年
- 日本大学芸術学部美術学科彫刻コース 卒業
- 2020年
- 東京藝術大学美術研究科彫刻専攻 修了
- 2023年
- 東京藝術大学美術研究科彫刻専攻博士後期課程 修了
グループ展
- 2023年
- P.O.N.D.2023 Dialogue/あたらしい対話に、出会う。, 渋谷PARCO(東京,渋谷)
野村美術賞受賞記念展, 鉄鋼ビルディング(東京) - 2022年
- 東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展2022, 東京藝術大学 陳列館(東京,上野)
- 2021年
- 柳瀬山荘と彫刻, 柳瀬荘(埼玉, 所沢)
- 2020年
- 第68回東京藝術大学修了展, 東京藝術大学(東京, 上野)
芸大アーツイン丸の内, 丸の内ビルディング(東京, 大手町) - 2019年
- 石・土・金 多様な素材の中で, gallery SOL(東京, 銀座)
tokunsterlem, ヴェストファーレン・ヴィルヘイム大学(ドイツ, ミュンスター)
公益財団法人北野生涯教育振興会 彫刻奨学生作品展, 日本大学芸術学部(東京, 江古田) - 2018年
- 東京五美術大学連合卒業 ・修了展, 国立新美術館(東京, 六本木)
受賞歴
- 2023年
- テラスアート湘南アワード 2023 グランプリ 受賞
野村美術賞 受賞 - 2020年
- 藝大アーツイン丸の内2020三菱地所賞 受賞
- 2019年
- 平山郁夫奨学金 授与
- 2018年
- 公益財団法人北野生涯教育振興会彫刻奨学金 授与
- 2017年
- 国際瀧冨士美術賞特別賞 受賞
コレクション
- 2022年
- 東京藝術大学美術館 収蔵
- 2021年
- チャームケア御殿山 エントランス
- 2019年
- 山梨県笛吹市 大窪いやしの杜公園
- 2018年
- 西馬込Ⅴプロジェクト[アジールコート西馬込]マンションエントランス
メディア
- 2024年
- ArtSticker インタビュー掲載 https://artsticker.app/events/31736
- 2023年
- 美術の窓 No.476 2023年5月号 インタビュー掲載
その他
- 2019年
- 神山アートインホテル/レジデンス
国際彫刻研究プロジェクト参加(ドイツ, ミュンスター)/レジデンス
スタンレー電気株式会社/作品レンタル(2019.05-2020.05)
東海さるく(延岡、宮崎県)/レジデンス・ワークショップ - 2018年
- Big on Bloor Festival(カナダ, トロント)/ワークショップ