aaploitでは2024年8月23日（金）から9月8日（日）まで、辰巳寧々、ダーヤマ佰彩、永原直輝による三人展「Interwoven」を開催いたします。
本展覧会は身体性、精神性、社会性に対する関心を示すことです。
永原直輝の実験主義的な作品制作に対して、ダーヤマ佰彩のストレートな（それでいて病的な）作品と辰巳寧々が描く社会とはどのようなものかを示し、翻って人とはどのような姿なのかを三人の作品を通じて示していきます。それぞれのアーティストの作品が共創・競争するような展示空間を構成します。内心的な永原と、表象を薬を包むPTPシートで覆い尽くすダーヤマの作品を繋ぐように人間社会を描く辰巳寧々の作品を展示します。
ダーヤマは「元気になる薬で元気な女の子を描く」、永原は自身の論考「家畜化症候群における自己家畜化とその影響、及び芸術における創造性と精神疾患に関する考察と制作」を制作テーマとして掲げ、病理学的な観点から抽象画を描く。彼の精神性への興味から、人工知能による生成AIでも画像を生成する。辰巳は法律を学んだバックグラウンドから、法とは何か、法から見た人の姿、人とは何かを示すように作品を制作している。
生命維持をテーマとして3人の作家の作品を通じて表明したいと感んがえました。それがうまく表明できているか、実際に作品をご覧になり、感想などをお知らせ頂ければ幸いです。
是非、ご高覧ください。作品、作家、展覧会に関するお問い合わせはinfo@aaploit.comまでお願いします。
展覧会概要
Interwoven
- 会期
- 2024年8月23日（金）から2024年9月8日（日）
- 開場時間
- 金、土、日の13:00 – 18:00
- 会場
- aaploit
東京都文京区水道2-19-2
有楽町線 江戸川橋駅 出口4から徒歩9分程度
※会期中の他の日程（曜日）につきましてはご予約ください。
アーティスト略歴（50音順）
辰巳寧々 / Nene Tatsumi
- 2018
- 慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
- 2021
- ソルボンヌ大学大学院DSUビジネス法修士課程 卒業
- 2024
- 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程 卒業
展示歴
個展
- 2024
- 「In Your Dream」東京
- 2023
- 「Whimsical」香港
グループ展
- 2024
- 「Emerging Echoes: Presenting Realism,」ソウル、韓国
- 2022
- 「WHAT CAFE × WATOWA GALLERY EXHIBITION -DRIVE UP!-」東京
ダーヤマ佰彩 / Dayama Hakusai
- 2023
- 多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 メディア芸術コース 卒業
展示歴
グループ展
- 2024
- 「Emerging Echoes: Presenting Realism,」ソウル、韓国
「Neo-Genesis: Tokyo’s Art Rebirth」台北、台湾 - 2023
- 「AUTUMN ART EXHIBITION」台北、台湾
「A4 WALL MATSUYA GINZA」東京 - 2022
- 「ART KITTE, KITTE」東京
永原直輝 / Naoiki Nagahara
- 2024
- 武蔵野美術大学造形学部油絵専攻油絵学科 卒業
展示歴
グループ展
- 2023
- 「なかみのかたち」東京
- 2021
- 「君の夢魂は何を見るか」東京