岡田佳祐は東京藝術大学で油画を学び、同大学院の油画技法材料研究室に在籍しています。
岡田は森や山、道ばたで気に入った石を拾い、顔料にするためにすりつぶします。すると、透明なガラスみたいなものが混ざっていることがあります。その石には恐竜の骨や、貝の化石などが入っているのかなと想像し、自身が使っている顔料も、昔の生き物の一部分かもしれないと思いを馳せながら描いています。
材料を求めて山を歩いたり、大学の彫刻科の廃材置き場を見たり、石を集めた場所の地質年代を調べると、様々な生き物がいたことが分かったそうです。博物館の学芸員に質問をして、どのような生き物なのか、鉱物の特性はどのようなものなのかリサーチをします。拾ってきた石の中には宝石になるようなものも含まれていますが、微量すぎて価値は無いと言われたそうです。
WORKS / INSTALLATION VIEW
EXHIBITIONS
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岡田佳祐 「地球の音と色の距離」
経歴
- 2023
- 東京藝術大学 美術学部 絵画科 油画専攻 卒業
- 東京藝術大学 大学院美術研究科 絵画専攻在籍中
グループ展
- 2024
- 認定NPO法人 全日本美術家作品保管協会所属作家展, 京成百貨店 アートギャラリー 2(茨城,水戸)
- 2022
- ウクライナ緊急募金店, Gallery Q(東京, 銀座)
- 2021
- ART POINT Selection V, Gallery Art Point(東京, 銀座)
- 2020
- サウンドペインティング展 -みあいっこ×岡田佳祐-, Art Gallery Café 茶々華(千葉, 市川)
- 2019
- art. 0 -芸術と都市の誕生-, 大手町アートラボラトリーズ(東京, 大手町)
個展
- 2021
- 空んなか水んなか家んなか, そよや江戸端(東京)
コレクション
- 2020
- 株式会社チャーム・ケア・コーポレーション
その他
- 2020
- 「ぱどまあふぇす」ゲスト参加(ライブペインティングで参加)
- 2019
- 東京都と東京藝術大学による「上野トイレミュージアム」プロジェクト参加