春名 真歩は2023年3月に東北芸術工科大学の洋画コースを卒業し、現在は岡山を拠点に制作をしております。春名が創り出す抽象画の内に様々な形が認められますが、彼女は空気を描いているといいます。空気は目に見えないため、具体的なモノの形を借りる。それが穴であると。
自分を空っぽにして、無心で筆をふる。下書きや構想などせずにその場の空気を感じて身体が動く。環境からの情報を身体で受け止め、無心のうちに振るった筆、そこに絵画ができあがる。それが春名の言う理想的な作品であると。
実直に絵画に向き合い制作している姿は、彼女の恩師の言葉を借りれば、”半世紀も前の画学生を前にしているかのような、そんな気持ちになる”と指摘しています。
WORKS / INSTALLATION VIEW
EXHIBITIONS
経歴
春名真歩 / MAHO HARUNA,
岡山県出身
- 2023年
- 東北芸術工科大学 美術科 洋画コース 卒業
個展
- 2024年
- 春名真歩展, 画廊翠巒(群馬,前橋)
- 2023年
- まっすぐ歩く, aaploit(東京,神楽坂)
グループ展
- 2024年
- 手 跡 てあと ━東北から紡ぐリアル━, (東京)
- 2023年
- 東北芸術工科大学卒業・修了展[東京選抜展], (東京都美術館)