大石いずみは京都精華大学で洋画を学びました。彼女の作品は写真を拡大し、支持体に貼り付けてペイントを施します。大石が用いる写真は身近な写真、匿名の写真、世界のニュースから流れるイメージなど様々です。目に留めた小さな写真を広げていき、とても画像として認識できないようなサイズまで拡大していき、もはや点の集合としてしか認識できないようなイメージに油絵具、胡粉、蜜蝋のレイヤーを重ねていく。対象物にズームしていき、完成した画面は一見すると抽象画のようである。写真に記録された事実を覆い隠すようにも見えますが、大石はむしろ強調していると言います。
WORKS / INSTALLATION VIEWS
EXHIBITIONS
経歴
大石いずみ / OISHI, Izumi
愛知県出身
2020年 京都精華大学 芸術学部 造形学科 洋画コース 卒業
展示歴
2017年 Keihannna Art Festival ARTCOM 2017 (京都)
2018年 Time in Thai 2 （タイ王国 チェンマイ）
2019年 瀬戸内国際芸術祭 2019 （香川 高見島）
2019年 みることに触れる、描くことの現在（京都）
2022年 Keep a record -紙のうえの光をわたる- （愛知）
2022年 ワンルーム、カーテンの無い窓、曇り空と昼間の橙（愛知）
