私たちのギャラリーは、「分からないもの」を大切にします。
複雑なものを無理に単純化せず、そのまま提示することで、作品が鑑賞者の中で立ち上がる特別な瞬間――“自覚的な瞬間”――を生み出したいと考えています。
そのために、私たちは表現の形式にとらわれず、批評的な問いを繰り返し、作家と長期的な関係を築いています。時間をかけて構想を練り、つくりあげていき「すぐには分からないけれど、じわじわと意味が広がる体験」を届けたいと考えています。
展覧会を通じて実践から得た知を育み、現代アートに新しい批評的な視座を提案していくこと――それが私たちの使命です。
aaploit(アプライト)ディレクター|斉藤 勉
20年以上のビジネスコンサルティング経験を持ちながら、現代アートの価値を問い続ける実践者。京都芸術大学大学院で芸術学修士(MFA)を取得し、フランス人現代アーティスト、ピエール・ユイグの研究を通じて、現代アートにおける価値生成を探求してきました。
大企業の現場で「成長圧力」や効率化の論理と向き合ってきた経験から、「複雑さをそのまま受け入れる」ことの重要性を実感。それが現在のギャラリー運営の核となっています。
私たちは答えを提供するのではなく、作家とともに問い続けます。「すぐには分からないけれど、じわじわと意味が広がる」体験を、試行錯誤しながら探求し続けています。
理論と実践、ビジネスとアート――異なる世界を行き来する中で見えてきた視点を、展覧会という形で発表していきたいと考えています。
note.com

東京都文京区関口1-21-17 TMKビル 2階
Open: Friday, Saturday, Sunday, 13:00 – 18:00
aaploitからのお願い
鑑賞者、アーティスト、全ての人に安心してご観覧頂くために、aaploitでは次の行為を禁止事項としています。
万が一、禁止事項にあたる行為をされた場合は、退出頂きます。ご不明な点がありましたらギャラリースタッフに確認ください。