東京都文京区の現代アートギャラリー aaploit では、2022年12月3日(土)から12月18日(日)まで桑迫伽奈の個展「seeing the invisible」を開催します。
桑迫は写真を支持体として刺繍を施す作品を制作しており、新作である”seeing the invisible”は4月に北海道、10月に名古屋で展示し、その巡回展として本展覧会を開催いたします。
“seeing the invisible”の表象は、桑迫が葉が落ちた林の中で見つけた景色です。無数の枝は複雑な形をとり、ひとつひとつの枝を追うことは不可能なほど微細で複雑です。
視覚と感覚あるいは記憶との間にあるものは何か。見ること、見たこと、それを思い出すこと。写真を支持体として、刺繍を施す。
刺繍が追っていくのは作家の視点であり、ログであり、ひとつの見方の提示でもあります。作家の視点をなぞる、あるいは違った視点を持って作品をなぞる。そうした鑑賞体験をしていただければ幸甚です。
seeing the invisibleは、白い画面に無数の黒い線が走ります。太い線、細い線、交差し、湾曲し、あるいは輪を作ります。無数の黒い線の一部に刺繍糸が色を与えています。モノクロの画面に浮かび上がる色、視線で追っているうちに、背景の黒い線に引き込まれるようです。
作家が写真を支持体とするのは視点の共通認識を持つためであり、刺繍を施すのは作家の視線を記録するためと言います。是非、桑迫が見ている景色をなぞってみください。
北海道展
会場:Gallery創 会期:2022年4月9日- 24日
名古屋展
会場:PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA 会期:2022年10月8日- 11月6日
開催概要
会期:2022年12月3日(土) – 2022年12月18日(日)
オープン時間:金: 15:00 – 19:00, 土: 13:00 – 19:00, 日: 13:00 – 17:00
会場:aaploit 東京都文京区水道2-19-2 入場無料
Web:https://aaploit.com/kana-kuwasako-seeing-the-invisible/
※期間中の他の日程(曜日)につきましてはリクエストによりオープン致します。
作家略歴
桑迫伽奈(くわさこ かな)
2013年 | 北海道教育大学岩見沢校美術コース卒業 |
2019年 | 清里フォトアートミュージアム「ヤング・ポートフォリオ」入選 HOKKAIDO PHOTO FESTA2019ポートフォリオレビューグランプリ |
2021年 | Case Publishingより写真集「不自然な自然」出版 |
2022年 | PITCH GRANTファイナリスト |
作家ウェブページ:https://kanakuwasako.com/
アーティスト・トーク
桑迫伽奈×日本アイ・ビー・エム 角野真寿美
※本活動は個人のものであり、所属組織の立場、戦略、意見を表すものではありません
12月3日(土)18 時から開催します。※先着12名様、一部立ち見になります。
作家からの作品解説およびビジネス・パーソンからみた作品について、アート思考とキャリアについて対談を行います。
角野真寿美は日本アイ・ビー・エムでセールスおよび人事を経験し、現在は採用を担当しております。長年の情報産業に従事してきた経験から、アートを鑑賞することとはどのようなことか、アートの外側のビジネス・パーソンがアートから学ぶことは何かをカジュアルなトークで深掘りしていきます。
本展覧会、作品についてのお問い合わせは、info@aaploit.comへメールを頂けますと幸いです。